なんて、悲しいお話なんだろう
常々思うのです。
犯罪者は罰を受けます。それゃそうです、肉体を保持・生体維持という点での生きる上で関係の無い命を奪ったら罰を受けるのは当然です。
(命を奪う事を否定してしまうと食(家畜等)は例外になってしまうから表現変えました)
普通ではやらないことを行動に移す…
本人もおかしいけど、それを創り出した人間が必ずいるんだよ。
犯罪者だけが罰を受けて創り出した人間は社会的制裁だけで済ませようなんておかしいと思うのだよ。
某事件の死刑囚は、母親の過度な教育が原因で狂った
成績が悪いと食事を床に敷いた新聞紙にぶちまけ食わす
母親の暴挙に父親も弟も見て見ぬ振り
反抗し和解した矢先に離婚
文字に表すと短いが、長い年月をかけて作り上げたんだ、親が。
弟さんは自殺してしまいましたが。
実行した人間だけが果たして悪いのかどうなのか。
そこに辿り着いてしまう前に、救えたはずなのに…
何十人何百人という人と顔を合わせ言葉を交わして時を刻んできたのに、誰も手を差し伸べなかった
見えないところで知らないところで家族も社会的制裁を受けてはいる。だから『加害者の家族も被害者だ』そう遺し自殺したのだと思う。
だけど、多くの人には殺人犯が作り上げられてしまった過程は知られてはいない。
そこにもっと目を向けてほしい。
決して犯人に同情しろということではなく、どれだけ子育てが、人と人が関わり合うことが、ひとりの人生を左右するかを考えてほしい。
理不尽な理由で亡くなった人の為にも、知ることでもっと防げると、私は願うのです。
とてもとても、悲しい
愛って本当に悲しくて重くて痛くて、あたたかい
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